わんぱく男子と育つ

男の子の子育ての工夫・ものえらび・仕事と子育て

【おすすめ本】「ズバ抜けた問題児の伸ばし方」

「ズバ抜けた問題児の伸ばし方」
という本を読みました。


ADHDタイプの脳を持っていると自覚している筆者が、

自らの子ども時代を振り返りながら、
自分の育てられ方の中でよかった点や、

ADHDタイプの子どもの育て方、

学校のえらび方、

行き詰まったときの対処方法などについて、

前向きに、軽快に書いています。


むずかしい言葉は使っておらず、
明るくたのしい文章で、

あまり男性の書いた本を読まない私も、
一気に読んでしまいました。


「座っているのが少し苦手ですね。」
「あそびがうつりやすいですね。」
「お昼寝がなかなかむずかしいようです。」

と言われた経験のある方、
題名に拒否感があるかもしれませんが、
(キャッチーな題名は、おそらく、多くの方に手に取ってもらうためのものだと思います。)
読んでいただけると、

「うちの子ってすごい!」

と改めて感じると思うので、
おすすめです。


また、私は、
子どものいいところをのばしたい、
と思っていると同時に、

大人になって困らないように、
今できることは伝えたい、
と思っています。(よくばりですね。。)

その具体策が、わかりやすく書いてあって、
とても勉強になりました。


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親という立場になっただけで、

あんなに自由(←心の中が)だったのに、

急に視野が狭くなり、
自分のことは棚に上げ、
わかったようなことを然り顔で言ったり、、

親という立場は、
ほんとうに厄介です。


それはきっと「心配」というモヤモヤが
悪い作用をしているのだと思います。


でも、「心配」は、子育てにおいては
なんの役にも立ってくれません。
(と最近思うようになりました。)


けがをしそうな高さからのジャンプ、
高い場所からの川への飛び込み、

もちろん、ほんとうにけがをしそうなら
止めないといけませんが、


「あぶないから、やめて。」

より、

「大丈夫!タロならできる!やってみな!」

の一言の方が、

子どもは成長する気がします。
sodatsu.hatenablog.com
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親になってしまうと、

「けがをするかもしれないのに、
こわいのに、
そこから飛んでなんになる?」

という疑問が湧かなくもないですが、

段差があったら登りたい男子には
愚問です。


彼らは常に、
世の中や、世界に挑戦中です。


その証拠に、いつも空気中のなにかと
戦っています笑
(見たことありますよね、そこに何もないのに、
シュッ!バシッ!と言いながら
シャドーボクシングをしている男子たちを。)


そういう戦いをくりひろげ、
彼らは成長していきます。


去年の夏休み、帰省先で、
タロは3メートルほどの高さの岩から
川に飛び込む地元の男子を見て、
自分もやってみようとしました。

しかし、岩の上に立つとこわくて、
なかなか飛べませんでした。

結局、一緒に行っていたお友だちや
家族に応援され、

1時間近く、岩の上で立ち往生したあと、
飛び込みました。

とてもいい体験だったと思います。

夏休みの絵日記には、
「みんなが応援してくれたから飛べました」
と書いてあり、うれしかったです。


自分の勇気だけでなく、
「応援の力があって飛べた」
と自分で思えたタロに、成長を感じました。


1時間付き合ってくれた友だち家族に、
じいじばあば、姉家族に、
感謝感謝の一日でした。


親ができることなんて、
ほんの少しだなあと思います。


そして、「ほんの少し」ではあるけれど、
本やまわりの方の力を借りながら、

子どもが大人になってからのためだけでなく、
子どもの「子ども時代」を
しあわせにしていきたいなあと思いました。


最後までお読みいただきありがとうございます。
よい1日を。


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