わんぱく男子と育つ

男の子の子育ての工夫・ものえらび・仕事と子育て

『生きるぼくら』原田マハさんの本

毎日暑い日がつづきますが、
朝夕はすこしずつ涼しくなってきましたね。


わんぱく家は、

高知への帰省をあきらめ、
サイクリングで虫捕りに行ったり、
自宅でプールをしたり、
Switchに頼ったり、
の夏休みでした。


こんなときこそ前向きに。
自分にできることはなんだろう。


なにかのキャッチコピーみたいなことばが
ぐるぐる頭をかけめぐりながら、
毎日を過ごしてきましたが、


なんだろうな、そういうことではなく、
ほんとうは少し疲れてしまった感じです。


そういう日々の中で出会った
『生きるぼくら』


いじめが原因で引きこもりだった『人生』(主人公の名前です)が、母がいなくなったことをきっかけに、外の世界へ出て行きます。
その中でたくさんの人と出会い、お米を作り、成長していく物語です。


と、こんな5行にはおさまりきらない
たくさんのことがこの1冊に詰まっています。

すぐそこにあるだろう暗闇、

自分にはどうすることもできないからと
ないものとしている社会の問題、

そして希望。ものすごい希望。


ぜんぶがぜんぶ、詰まっています。
ガチゴチになった心に、
爽やかな風がすーっとふいたような気持ちになります。

ああ、なんでもできるなあ、と。

人はいつでも、いつからでも変われる。

変われないとすると、
変われないと本人が思っているから、
自分を信じて、動いていないから。

ただそれだけ。


きれいごとではなく、
絵空事ではなく、

手の届くものとして、すぐそこに
「希望」を感じることができました。


私の文章力だと、
うすっぺらいキャッチコピーのようになってしまうのがすごく残念ですが、

世界がこんな状況の今、
世界に必要な一冊だと思います。


そして、自分の子どもやまわりの人が
なにかに迷ったとき、つまづいたときに、

この本を手渡したいと思います。


そして、この状況に少しお疲れ気味の方、
ぜひ読んでいただきたいです。


さて、今日もがんばろう!
風通しよく、気持ちよく。


そんな気持ちになりました。


最後までお読みいただきありがとうございます。
心身ともに、ご自愛ください。


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