わんぱく男子と育つ

男の子の子育ての工夫・ものえらび・仕事と子育て

子どもたちに伝えたいこと〜わんぱく男子、料理をつくる〜

夫が出張がちなわんぱく家。


午後6時、保育園の門をくぐるのが、
ヨーイドン!の合図。


猛スピードでお風呂に入り、
夜ご飯を作り、
洗濯機を回し、
食洗機を回し、
洗濯物を干し、
わんぱくたちの歯ブラシをし、
できれば絵本も一冊、、

そんな夜。


すべて滞りなく済ませて、
9時に電気が消せれば、合格!


、、、ところで、果たして、なにに合格?


勝手に設定したゴールに向かって殺気立つ私に、


「ねえママ、にーらめっこしーましょっ、あっぷっ・・・」


を途中で遮り、


「今日は忙しくてできないの!」


「あっぷっぷ」


を最後まで言わせてあげられない夜、

私は、一体どこへ向かってるんだろう?


と反省。

sodatsu.hatenablog.com



というわけで、
昨晩は、息子たちに夜ご飯の準備を
すべてお願いしました。

メニューは

  • 焼きおにぎり(醤油と味噌味。中身はチーズ)
  • 味噌汁
  • 目玉焼き
  • 納豆

夫出張時の、必殺「手抜き定食」。


焼きおにぎりは、醤油を混ぜ込んだごはんをラップで1つずつおにぎりの形にし、中にチーズを入れるものと、味噌を塗るものの2種類。
1200Wのトースターで8分チン。


味噌汁は、朝、小鍋に煮干しを放り込んでいたものから煮干しを取り除き、同じく切っておいたえのきと人参を入れて火にかける。
沸騰したら、切っておいた白菜を入れ、煮込んだら味噌を溶き入れる。


目玉焼きは、フライパンを熱し、油を入れ、卵を割り入れて、弱火でじっくり焼く。
まわりはカリカリ、黄身はとろーりの目玉焼きの出来上がり。


みんなの味方、納豆は、蓋を取り、お醤油をかけて完成。のり一枚おつけします。


炭水化物、ビタミン、タンパク質がきちんと?とれて、子どもたちの好きなものばかり。


結局、これだけするのに、全て子どもたちがやったので
50分かかったけれど、


ノリノリでお気に入りのアニメの主題歌を流しながらの夜ご飯の準備。


子どもたちも楽しそうでうれしそう。


「ご飯作るのってけっこう時間かかるね」

とタロがひとこと。


そうなんですそうなんです、そうなんですよ。


ことばでは伝えられないこと。


なにもかにもとよくばるための、
1つ1つの物事の時短。


果たして、それでよいのか。


私のやることリストのノルマ達成のほかに、
なにを手に入れているのか。


お味噌汁をつくるときは、根菜は水からゆでるよ。お味噌を入れた後は風味が飛ばないように、煮立たせないでね。


鉄のフライパンは、しっかりあったまってから油を入れてね。


目玉焼きは、弱火でじっくり焼くと、まわりはカリカリ、黄身はとろーりになるよ。



やらせてみないと、伝えられないこと。


時短ばかりで、ぜんぶぜんぶやりたい!
とよくばりの私では、伝えられないこと。


私基準ではなく、子どもがたのしいかどうか。


子どもが充実してるかどうか。


その目線を、忙しさという言い訳で、
ついつい見逃してしまうけど、


大切なことは、実は、
時短や効率ばかり重視していては、
伝えられない気がします。


ときには、あえての非効率。


それが結果的には、たのしい充実した日になるし、
ゆくゆくの大切なことを教えられる。


そんなことを確認できた夜でした。


お時間と心の余裕がある日、

怒りすぎて反省した翌日、

もうだめだーとあきらめた日、


そんな日があれば、
お試ししてみていただければと思います。


写真は撮りそびれましたが、いわゆるバえる!夜ごはんではなかったです。でも、気持ち的にもおいしい夜ご飯でした。


息子たち、人生初のスキーに行って参りました。
詳細はまたの機会に記事にします。
いつもは飲まない缶コーヒーよろしく
缶ココアに、ニンマリのジロ。


最後までお読みいただきありがとうございます。
たのしい週末を。


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