わんぱく男子と育つ

男の子の子育ての工夫・ものえらび・仕事と子育て

笑うこと〜インフルエンザ編〜

タロがインフルエンザでお休みしたとき、ジロも念のためお休み。

夫は出張中。ジロにうつると仕事をお休みする日が延びてしまう、と私はタロとジロの隔離に必死でした。

タロの熱も少し下がり、でもまだジロがそばに行かないように気にかけながらバタバタと夕ご飯の準備をしていたときのこと。

タロが、「クーイズクイズっ」と話しかけて来ました。余裕のない私は、手も止めず耳だけで聞いていました。
するとタロは、
「ママがクイズ出して!当たったら、笑ってね!」
と言いました。

当たったら、おやつでもおもちゃでもなく、ただ私が笑うことをご褒美にしてね、と言ったのです。

私は、子どもの具合が悪いのに、その子どもが少しでも楽になることよりも、仕事をこれ以上休まなくていいようにという思いが先行して、必死になる余り、笑顔がなくなっていたんだなあと思い、情けなくて涙が出ました。

私みたいにいっぱいいっぱいになって、子どもに「ご褒美に笑って」と言われるようなことはなくても、きっと働くママなら、職場に迷惑をかけないように、というのがいつも念頭にあるので、似たような思いをされたことはあるのではと思います。
働いていないママも、他の兄弟にうつらないように、また、ずっと幼稚園や学校をお休みしていると大変で、同じ様な状況になることはあると思います。

ばたばたと過ごしていると、視野がキューっと狭くなって、大切なことを見落としてしまうことがあります。

子どもにとって、ママが笑顔でいることが、どれだけ大切なことなのかを思い知らされた出来事でした。

それからは、休まなければならないときは、
「とことんの日」と決めました。

「とことんの日」は、
・とことん、絵本を読む(同じ本100回OK)
・とことん、話を聞く
(訳わからないポケモンの話には、「うんうんそれで?」攻撃)
・とことん、抱っこする
(「もう離して〜」と言われたらこっちの勝ち)
・とことん、やりたいことをする
(絵の具、アイス作りなんでもござれ。ここまでくると、もう回復期)

私の場合、「○○の日」や「○○キャンペーン」と決めることで、それを楽しんでやることができます。きっかけはそれぞれあると思いますが、どうせやるなら、がんばるのではなく、自分もその状況を楽しめる方がお得だなと思います。

インフルエンザも下火にはなりましたが、感染症との戦いは続きます。
そのときに、私の大失態を思い出していただき、少しでも笑顔になっていただけたらうれしいです。

↓タロが描いた絵本。これを見て、この「ママ笑って事件」を思い出したので今日のブログを書きました。


「たいようニコニコ ぼくは、ニコニコ楽しいな」ニコニコくんは、わらったことしかないぼう人げんです。さてさて、ニコニコくんがやってきましたよ。

「ワシのへんがおじゃよ〜」
「ワハハおもしろーい」
やっぱりニコニコくんは、わらいます。

トコトコ→「ワッ」
「ア〜」
な、なんとともだちがビックリさせたのではじめてわらいませんでした

「ワハハ はじめてわらわなかった」
「そうだね」やっぱりわらいます。
「おしまい ハハハ!」

最後までお読みいただきありがとうございます。
よい1日を。

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